図形の結合とは?
パワーポイントには、「図形の結合」という機能があります。
図形を組み合わせたり加工したりして、
自分だけのオリジナルな図形を作ることができます。
結合とは、合わせて一つにすることですが
パワーポイントの「図形の結合」には、5つの機能があります。
(パワーポイント2010の場合は、③切り出しの機能がありません。)
①接合
②型抜き/合成
③切り出し
④重なり抽出
⑤単純型抜き
「接合」とは、つなぎ合わせること、くっつけることをいいます。
パワーポイントには、「グループ化」という
図形などを1つにまとめる機能もあります。
ここでは、「接合」と「グループ化」のやり方と
それぞれの違いをご紹介します。
「接合」と「グループ化」について動画で解説しています。
ぜひご覧ください。
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図形の結合ボタンが無い場合は?
パワーポイント2010のメニューには、「図形の結合」のボタンが表示されていません。
慌てないでください!「図形の結合」の機能はちゃんとありますから。
まず、「図形の結合」ボタンをメニューに表示させましょう。
やり方はこちらで解説しています。ぜひご覧ください。
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描画ツールを表示します
「図形の結合」ボタンは、「描画ツール」の中にあります。
「描画ツール」は、図形を選択すると表示されます。
図形を選択していない状態だと、画面上部のメニューはこんな感じです。
選択していない状態.png)
図形をダブルクリックすると、このように「描画ツール」が表示されます。
「図形の結合」ボタンは、グレーの色になっています。
(下図はパワーポイント2010のため、「図形の合成」と表示されています。)
図形を1つしか選択していない状態では、「図形の結合」ボタンは機能していません。
ダブルクリック.png)
丸い図形を2つ選択してみましょう。
まず、左側の丸い図形をクリックします。
次に、shiftキーを押したまま右側の丸い図形をクリックします。
複数の図形を選択すると、このように「図形の結合」ボタンの色が変わります。
結合の機能オン.png)
図形の接合
丸い図形を2つつなげて1つにするには、図形の接合をクリックします。
合成をクリック.png)
このような図形になりました。枠線は図形を囲む形となります。
図形を接合すると、新しい形の図形が作成されます。
合成した結果.png)
接合の解除はできない
図形を接合すると、新しい図形が作られます。
元の図形とは別の図形が作られるため、接合を解除して元に戻す機能はありません。
下図のように、「元に戻す」ボタンで接合する前の状態に戻すことは可能です。
接合を元に戻す.png)
図形のグループ化
このように、丸い枠線を残して1つの図形にするには、図形を「グループ化」します。
グループ化⑤完了.png)
グループ化するには、まず図形の範囲を指定します。
下図のように、図形よりも大きい範囲にマウスを置いてクリックします。
グループ化①.png)
クリックしたまま、マウスを動かして「グループ化」したい図形を囲みます。
グループ化②.png)
このように、2つの図形が選択されました。
グループ化の選択した状態.png)
図形の上で右クリックします。
すると、このようなメニューが表示されます。
グループ化③右クリック.png)
メニューの中からグループ化をクリックします。
グループ化④グループ化.png)
このように、丸い枠線が残った状態で図形が1つになりました。
グループ化⑤完了.png)
グループ化の解除
グループ化は、解除することで元の図形に戻すことができます。
図形の上で右クリックし、グループ解除をクリックすると
元の2つの丸い図形に戻ります。
グループ化⑥解除.png)
2色の図形を接合
青い図形とオレンジ色の図形を接合してみます。
2色の場合.png)
このように青い図形になりました。
青い図形を先に選択すると、このようになります。
青になった.png)
オレンジ色の図形にしたい場合は、
まずオレンジ色の図形をクリックし
次にshiftキーを押したまま青い図形をクリックして接合します。
オレンジ先.png)
このようにオレンジ色の図形になりました。
オレンジ色になった.png)
このように2色の図形にしたい場合は、図形をグループ化してください。
.png)

